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アンコンシャス・バイアスって? アンガーマネジメント

若手教育奮闘記
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ある日、私の勤める薬局に欠員が出たため
お手伝いの薬剤師の先生が来た。

薬局のシャッターを開けようとする
私の背後から

『おはようございます!
今日はお願いします!』

と元気な挨拶。

振り返るとニコニコ顔の女性。
私もつられて元気な挨拶をしてしまう。
第一印象が素敵な方だ。

『これが控室のカギですので、
そちらで着替えてきてください。』

『わかりました!ありがとうございます!』

そう元気に返事をし、私からカギを受け取り
控室と向かう彼女。
うん、今日も。頑張れそうだ。ふふ。


ん?ふと感じる違和感。

ん。。。ちょっと、、ん。。。。?

側面金髪やん!!


今回のテーマ『アンコンシャス・バイアスという言葉を知り、表面的な情報だけで物事を判断しない自分になりたい!』

正面からは気づかなかったのですが、
立ち去る彼女の横顔を見ると、
側面の髪色の1/4が輝く金色!

どうやら両サイドに入っている様子。

そこからの私はもう。。。
偏見の塊ですよ。

「不真面目な人じゃないのか」
「医療人としてどうなんだ」

などなど。。

応援に来てくれているので
あまり文句も言いたくないしな。
積極的に関わりたくないな。。。。

となり、距離を置いてしまいました。



一日が終わり、彼女が帰った後、
他のスタッフに聞いてみた。

タイキング
タイキング

今日来てくれた応援の先生
どうだった??

若手薬剤師
若手薬剤師

ちょっと髪色が派手でしたけど
すっごくフレンドリーで
良い人でした。
なんでも話してくれましたよ!

ドーン!!

こう言うのを
「青天の霹靂」
と言うのでしょうか。

正直、

「派手っすね。チャラってました」

的な返答を期待していたのですが、
全く予想にしなかった返答と
自分が正に外見で物事を判断していたんだと
言う恥ずかしさが同時に襲ってきました。


きっと私は今までもこうやって、
表面的な部分で無意識に勝手に
他人を判断していたんだろうな。

言葉にしなくても、
態度や表情などで相手に
悪い印象を与えていたんだろう。

なんて恥ずかしいんだろう。


そんな出来事があり、
『アンコンシャス・バイアス』
について調べることになりました。


『アンコンシャス・バイアス』とは

「バイアス」と言う言葉は「偏見」
と言う意味ですね。

辞書などには
「偏ったものの見方や考え方」
とあります。

『アンコンシャス・バイアス』とは

無意識で行う偏見や思い込み
自分気づかずに持ってしまう根拠のない見方・考え方


だそうです。


「外見で判断しないのは当たり前」
なんて思っていましたが、
こちらの機能は悪い事ばかりではないようで、
脳科学的にもみんなが備えている様です。

瞬時に判断したり
膨大な情報を処理するためにも
こういった機能は必要です。

しかし、人間関係や、ある集団の中では
時々この機能が誤った判断をしてしまい、
それが

人間関係の悪化

ハラスメント

に繋がってしまうんですね。

また
「こうあるべきだ」
と思い込んでしまい
それが裏切られ
怒りに発展するケースもあります。

アンガーマネジメントの勉強にもなりますね!


アンコンシャス・バイアスをコントロールするために

ではどうやってこの
『無意識な根拠のない偏った見方』
をコントロールするのでしょうか?

・アンコンシャス・バイアスを持っていると自覚する
・決めつけない!必ず根拠(裏付け)をもって判断する。

大きく分けて2つある様です。

1つは自分もこういった偏見を持っていると
認知すること
です。

アンコンシャス・バイアスは、どうやら
自分を守る機能の一部な様です。
つまり無くす事ができません。
ですので、共存するためにも
自分も偏見がある。
こんな事に偏見をもつ。
等と自己認知するのが良いそうです。

2つめは「きめつけないこと」です。

相手にも偏見があることを認め、
「普通は~だ」
等と決めつけず、
相手を尊重する気持ちを持つ事が
必要です。

ま  と  め

誰にでもアンコンシャス・バイアスは
あると知って私。。。


ホっとしています!
(ザ・日本人)


それと同時に、こういった概念を知らずに
今まで教育の場にいた事を恥じています。
とてもいい機会になりました。

自分も含め、誰にでも偏見はある事。
決めつけない事。
第一に相手を尊重する気持ちを
持てるような、心の余裕を持ちたいですね!

今回は若手に教えられた良い事例でした!

ただ。。まあなんていうかさ
私たち医療人ですから、
ある程度の身だしなみも必要かなって。。。
あ、これも偏見ですかね?(笑)

患者さん達にも偏見はありますから、
私みたいに「チャラい」
と思われない様な配慮もまた
相手を尊重する事なのかも知れませんね。




ここまでお読み頂き
ありがとうございました!

少しでもあなたの人生の
お役に立てていたら幸いです!
それではまたの機会に

おだいじにどうぞ!

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